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中古車オークション会場と業者の関係

中古車オークション会場というのは、れっきとした営利企業です。

というよりも、今や莫大な利益を上げている成長企業なのです。(これはヤフーなんかを見てもよくわかります。今やヤフーの一番の利益部門はヤフオクですね。)オークション会場の立場としては、「公正、中立の市場」とうたってはいますが、実際はどうでしょうか?はなはだ疑問ですね。
しかし、中古車オークションの中身って気になりますよね。

ここでまず、中古車オークション会場がどうやって利益を上げているのかを、簡単に説明します。

オークションに車を出品すると1台につき7,000円前後の出品料がかかります、その出品した車が売れると同じく7,000円前後の成約料がかかります。車を購入した場合には1台につき6,000円前後の落札料がかかります。

中古車オークションへの参加には費用がかかります。一般的にオークション会場に支払う費用というのは以下の3つです。

◆出品料・・・オークションへ車を出品するためにかかる費用のことです。

◆成約料・・・オークションへ出品した車が売れたとき(落札された時)にかかる費用のことです。この費用は出品者が支払います。

◆落札料・・・中古車オークションで車を買った時(落札した時)にかかる費用のことです。この費用は落札者が支払います。

手数料

オークション会場はこの手数料によって収入を得ています。(手数料はオークション会場によって違います。) そこで1開催でこの手数料がいくら入るのかをオークション会場最大手のUSS(ユー・エス・エス)を例に計算してみます。本社でもあるUSS名古屋会場では毎週金曜日にオークションが開催されて、毎回7,000台前後の車が出品されます。仮に出品台数が7,000台とすると、そのうちの約60%が成約しますので、4,200台が競り落とされるという計算になります。

これを手数料にするといくら入るかを計算してみましょう。USSの場合出品料、成約料は一律ではないので計算上8,000としておきます。落札料は6,800円とします。

まず出品料が 8,000円×7,000台=56,000,000
次に成約料が 8,000円×4,200台=33,600,000
最後に落札料が 6,800円×4,200台=28,560,000

これを合計してみるとなんと1開催あたり一億一千八百十六万円の収入になります。

実際には出品の多い会社には出品料を値引きしたりしますからこれより少なくはなりますが、それにしても莫大な金額であることに間違いはありません。

このように利益を上げるためには、オークション会場としてはとにかく出品台数を集めなくてはなりません。出品台数の多いオークション会場には、自然と人も集まってきます。するとオークション会場にも活気が出て、また成約率も高くなっていきます。すなわちオークション会場にとっては、とにかく出品台数を集めることが最優先の課題になります。すると、必然的に出品台数の多い店は、オークション会場にとっても重要なお客となります。少々無理を言われたって、多少は目をつむらなければならない時もあると思います。オークションに出品される車に付けられる「評価点」だって、検査員の気持ちしだいで変わってくるのです。もちろんほとんどのオークション会場や検査員はまじめに運営をしていると思います。しかし納得のいかない検査や裁定が多くあるのも事実なのです。